ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
色々な事にどんどんと積極的になっていく由宇を見ていると、俺も頑張らなくちゃと思う。





由宇に釣り合う男として仕事以外にも磨きをかけていかなきゃだ。





でも……





「あんまり頑張らないで。これ以上いい女になってどうするつもりさ?」





心の声がポロリと出たのは飯を食べ終えて換気扇の下で一服していた時。




隣で食べた物の後片付けをする由宇は、なんだか鼻唄まで歌ってご機嫌なようす。




俺の言葉に、片付けの手を止めて俺を見上げる。






そして





『そんなの、歩の横に立ってても見劣りしないようになる為よ』





笑ってそう言った。





もう充分すぎるくらいいい女になってるよ。





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