ラブ・マスター? 【ラブレッスン番外編】
『…何してるの?』





突然上から聞こえてきた声に体がびくついた。





見上げた先には腕くみして呆れた顔した姉貴が俺を見下ろしている。





「…初詣行ったんじゃねーの?」





そう言った俺にさらに呆れた顔して来ていたコートを脱ぎながらため息をつく。





『私が出て行ってから何時間経ったと思ってるのよ。ちゃんと参拝して帰ってきたのよ。』





言われて部屋にかかってる時計を見ると、確かに姉貴が出て行ってからゆうに数時間は経っていた。





『っていうか、いつもは“ノックしてから入れ”って文句言うくせに今は言わないんだ?』





茶化すように言う姉貴。




気を遣ってんのかな。
さっき話した事について何にも触れてこない姉貴の様子に、なんだか無償に泣きたい気持ちになった。




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