零度の華 Ⅱ
『ハッタリ?零(ゼロ)がそんな小細工を使うとでも思ってんのか?小細工を使うのは力のない小物が使うもの。俺に必要ない。なんなら今、ハッタリではないことを証明してもいいが、そんなことをすれば生き地獄だぞ?どちらを選ぶ?』
トーンを一切変えずに淡々と話す
もっと抑揚をつけて話せば、相手を脅し誘導するのは容易い
それをしないのは、悩み苦しませることを目的とするからだ
どちらを選んでもENFER(アンフェール)に明日はない
「......お前のゲームとやらに乗ってやる」
『いい選択だ。4:30までにアジトに来い。俺はそこで待つ。ライトとジェット以外全員を連れてこい』
あたしは返事を待つことなく電話を切った