零度の華 Ⅱ


ライトとジェットには楽しんでもらいたい

だが、おそらく隠れて来るだろうな



零(ゼロ)が仕掛けてくるとメンバーに言ったのであれば、あたしから電話がかかってきたことを報告しないわけにはいかない

来ても来なくても結果は同じだが、不本意ではある




そんなこと思いながら、持ってきた山犬の面を眺める

緑‐リュイ‐に頼んで作ってもらったモノは、穢れを知らない鮮やかな色で彩られていた



白を基調とした面をしばらく眺めた後、やっとENFER(アンフェール)のメンバーがあたしの前にやって来る




『待ちくたびれたぞ』


「早くゲームとやらの説明をさっさとしろ」


『電話の時も聞いたが、何をそんなに焦る必要がある?』

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