零度の華 Ⅱ
NO.1の称号を手に入れたことで浮かれているのが一目瞭然だ
恰も自分達で勝ち取ったと言わんばかりの振る舞いを見せるが、勘違いも甚だしい
あたしがいなかったら勝ち取ることのできなかったものだと分かっていないようだ
恩を売る気はないが、自分達の実力であたしを殺せると思われているのが厭わしく思う
人数さえいれば勝てるなんざ、思っているコイツ等は実に滑稽だ
ただ突っ立っていると日本刀を持った男があたしに向かって走って来る
面越しにそいつと目が合った瞬間、懐から拳銃を取り出し心臓を撃ち抜く
零(ゼロ)が動く合図となった銃声にENFER(アンフェール)のメンバーは汗がタラリと流れる