零度の華 Ⅱ
暫くの間、見つめ合うだけで言葉を発しない
あたし達が動かない間に、ジェットがあたしを狙って撃てばいいのにと思ったが、ライトに何か言われているため自分の意思じゃ動けないことを分かっていた
無言の時間はあたし達に何かを与えた
その何かは本人達にしか分かりやしない
だが、あたしには"それ"が何かすら分からなかった
どれくらい時間が過ぎただろうか
これ以上、このままにしていても時間がもったいないだけだと思い、引金を引こうとしたところで、ライトの口が開く
「大掃除をすると言ったね」
『...あぁ』
「僕達だけかい?」
『知ってどうする?お前はもう死ぬ』
「死ぬかは分からないが、教えたところで損はないだろ?」