零度の華 Ⅱ


ライトの目には怒りや恨みという感情があるにも関わらず、どこか自分は死ぬと諦めているように思える



面白くない


そう思いながら淡々と話す




『対象はお前達だけじゃない。俺と関わった奴等全員殺すつもりだ』


「僕等の他にまだ殺す相手がいるということかい?」


『あぁ』


「そうか。僕達が1番に君を殺れるということか」


『笑わせるな』





怒りがあるにも関わらず、諦めている奴が殺せるなんて言ってんじゃねーぞ


どうせ、あたしを殺す気はライトにないんだろうな



言葉であたしを挑発して誘導し、何かのタイミングを計っているのだろう

無駄なことを


見え透いた罠をわざわざ張って何に繋がるというのだ


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