零度の華 Ⅱ



ENFER(アンフェール)のアジトから出れば、もう既に日が顔を出して明るく、そして眩しく光り街を照らす


警察が来る前にホテルへと帰り、シャワーを浴びてベットに身を預ける



『...あたしは、人間でも人でもないのかもな』



自らを傷つけてまで他者に託すことも成功も望むことも、あたしには理解できない

あたしは疲れて目を閉じた

鼠(マウス)に電話しないと、と思いながらあたしは眠気に負けて眠ってしまった




目を覚ましたのは昼頃で、目覚めた理由は腹が空いたという何とも人らしい理由だ

あたしは胃に食べ物を通す前に鼠(マウス)に電話を入れる




「終わったか?」


『あぁ、明日には発つ』


「おい、毎回言って、」




ブチッ_____



長々と鼠(マウス)の話を聞く気はない

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