零度の華 Ⅱ


一方的に切り、携帯電話をベットの上へ放り投げようとしたところ、携帯電話が震え出した


鼠(マウス)からだ



『何だ』


「何だじゃねーだろ。僕が話している途中に切りやがって」


『俺の要件は終わった』


「こっちは終わってねーよ」



結局、グチグチと長い説教を聞かされる羽目になった


あたしはそれを聞き流す

早く終わらないだろうかや腹が減ったと思いながら


長い説教を聞き飽きてテレビをつけると、1つ欠伸が零れた



「お前、反省の欠片もねーだろ。さっきから適当な返事ばかりしやがって」


分かってんならさっさと話を終わらせろ、と思うも言葉を噛み殺して言うのを止まった



『話は終わりか?』


「チッ」


聞いただけなのに舌打ちなんてひどい奴だ


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