零度の華 Ⅱ



「ねぇ、零(ゼロ)」


『ん?なんだ?』




USBをしばらく見た後、鞄へと入れようとしたときにレイラに話しかけられた




「今、貴女が何て言われているか知っている?」


『"組織狩り"だろ?それがどうした』


「MINUIT(ミニュイ)を殺した理由も知らないし、今回の事も私には分からないけど、もうやめて」


『は?』



何を言い出すかと思えば殺し屋に殺しを止めろと言っているのか?

レイラの表情を見れば真剣に言っていることが分かる



「これ以上人を殺せば、必ず貴女は壊れる。そして、警察に捕まる」


『笑わせてくれるな。あたしの心配する必要はお前にないだろ。壊れようが、捕まろうがお前に危害を与える気は無い』


「そういうことじゃないの」


『じゃあ、何だ』


< 304 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop