零度の華 Ⅱ



ついイラついてしまい、口調が強くなってしまった

レイラは肩を跳ねさせ、言いにくそうにモジモジしながら歯切れ悪く話す



「貴女は、まだ若い。だから、ここから、足を洗うべき、だわ」



何を今更、この世界から出ろと言うのか

理解できない


十分人を殺し、あたしの身体は血を浴びているのに、この世界から出て何をしろというのか



『手遅れだ。誰の差し金か知らねーが、あたしは裏で生きると決めてる』


「......そう」



あたしと目を合わせず下を向くレイラ




何故だ

何故、あたしが殺そうとしてる奴があたしを更生しようとする?

自分もその場に立っているというのに、どうしてだ




____________解らない


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