零度の華 Ⅱ

『疲れた、寝る』



一言だけ残し、あたしは自分の部屋に入ると迷わずベットにダイブする


ハード過ぎたと今更ながら後悔した

あたしはうつ伏せでダイブしたので、仰向けへと方向を転換して態勢を変える



右腕を額に乗せた




鼠(マウス)はどうなっただろうか

誰かが救急車を呼んで一命を取り留めたのだろうか



それはそれで面倒だな


警察は必ず鼠(マウス)のもとを訪れ、事情聴取をする



あたしについても自分自身についても口を割ることはないと思うが、正体が割れてしまえば確実にムショ行きだ



そんなのあたしが許せない

あたしの手で殺さなければ気が収まらない


ニュースになるのは早ければ夕方、遅くて翌朝だろうな




そんなことを考えながらあたしは、いつの間にか眠りについていた


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