彼女が消えるその瞬間まで
運が悪かったとか、偶然だとかそんな言葉では括りきれなかった。




曲の終盤に差し掛かったところで、俺の耳は聴こえなくなった。





指が動かなくなった…譜面は暗譜していたが、動揺のあまり、指が震えていたのだ。





観客の声は耳には入らなかったが、ざわついていたのは言うまでもなかった。































そして、俺の小4のコンクールは、もちろん最後まで曲を弾き終えることは出来なかったので失格で幕を閉じた。



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