直感的結婚~恋はこれから~
でも、本当のことを話しておかないと大変になると今この場で白状。

あと10分もすれば我が家に到着するというこの場で話すなんて、遅すぎる。さすがの泰士さんも苦笑していた。

それでもお父さんの機嫌が悪かろうと良かろうとここまで来た私たちは引き返せない。


「大丈夫。認めてもらえるよう頑張るから」


だから、泰士さんの力強い言葉を頼りにするしかなかった。


「あれ? そういえば、家に行くのは明日でしたよね?」


純平くん騒動で抜け落ちてしまっていたが、今日はホテルに泊まる予定で、実家へは明日の昼頃に行く予定になっていたはずだ。

それなのにこれから実家へ?

空港から実家までは車で30分くらいだけど、多分到着する時間は21時頃。


「お父さん、急に明日仕事になったんだって。で、今夜のうちに来て欲しいと幸哉くんから昼過ぎに連絡もらったんだ。美琴に伝え忘れていたね」

「そうなんですか?」


幸哉は泰士さんに伝えたから私にも伝えてくれるだろうと私には連絡をしなかったという。
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