最初で最後の恋だから。ーセンセイー
「淋しいね。」
「うん。」
放課後の家庭科室は先輩たちがいないだけなのに広く感じた。
一緒にお菓子作りをしたり編み物をしたり、ティータイムでおしゃべりに花を咲かせた時間はついこの間の事なのに。
「春になったら新入生ゲットしようよ。」
私の肩を叩くと紗智はセーターの続きを編み始めたので私はフォーチュンクッキーを作ることにした。
フォーチュンクッキーを作るのに必要なもの。
卵白、薄力粉、砂糖、塩、バニラエッセンス、バター、アイシングカラー。
アイシングカラーはクッキーに色を付けるためのものらしく「無くても作れるんだけど在った方が絶対可愛い!!」と紗智が用意してくれた。
~手順~
薄力粉と塩をふるっておく。
オーブンを170度に余熱しておく。
卵白を泡立てて砂糖を加えて8分立てにしておく。
溶かしバター、薄力粉、塩、バニラエッセンスを加えて混ぜる。
アイシングカラーを加える。
天板にシートを敷いて大匙一の生地を間隔を開けて丸くのばす。
170度のオーブンで10分焼いたら一枚づつフライ返しでオーブンから出し軍手をはめた手で紙をいれて折りたたむ。
両端を持ってもう一度折り、冷ます。
~完成~
オーブンからバニラの甘い香りが漂ってくると紗智が手を止めて傍に来た。
「いい感じだねっ。」
オレンジ、ピンク、イエロー、ブルー。
白いお皿の上に置かれた色が付いたフォーチュンクッキーはお花みたいだ。
「今回のは紗智にあげる。」
「紗智に??」
「うん。」
紗智がフォーチュンクッキーを手に取って割ると中からメッセージが現れる。
「当たり。」
「何が書いてあるの~??」
「開けたら解るけどちょっと恥ずかしいかも。」
紗智に向けて書いた今伝えたい言葉。
『紗智がいてくれて良かった』
「大好き、ゆずちゃんっ!!」
残りのハズレクッキーを二人で食べて片付けをしていると伊藤先生がやって来た。
「もうそろそろ終われるか?」
t
「もう少しです。」
「今日は何してたんだ?」
「紗智は編み物。」
「私はお菓子作りです。」
「もう少し早めに来れば良かったか。」
「残念でした~。
今日のゆずちゃんのお菓子は紗智が食べちゃったもん!!」
「先生は珈琲、ブラックしか飲まないのにお菓子は食べるんですね。」
「家庭科部の顧問になる前は食べなかったけどな。
汐見が毎週持って来てたから。」
「またお菓子作りしたら、今度は持っていきます。」
「ありがとう。」
家庭科室の扉を閉めて鍵を渡すと先生は職員室へ戻っていった。
「うん。」
放課後の家庭科室は先輩たちがいないだけなのに広く感じた。
一緒にお菓子作りをしたり編み物をしたり、ティータイムでおしゃべりに花を咲かせた時間はついこの間の事なのに。
「春になったら新入生ゲットしようよ。」
私の肩を叩くと紗智はセーターの続きを編み始めたので私はフォーチュンクッキーを作ることにした。
フォーチュンクッキーを作るのに必要なもの。
卵白、薄力粉、砂糖、塩、バニラエッセンス、バター、アイシングカラー。
アイシングカラーはクッキーに色を付けるためのものらしく「無くても作れるんだけど在った方が絶対可愛い!!」と紗智が用意してくれた。
~手順~
薄力粉と塩をふるっておく。
オーブンを170度に余熱しておく。
卵白を泡立てて砂糖を加えて8分立てにしておく。
溶かしバター、薄力粉、塩、バニラエッセンスを加えて混ぜる。
アイシングカラーを加える。
天板にシートを敷いて大匙一の生地を間隔を開けて丸くのばす。
170度のオーブンで10分焼いたら一枚づつフライ返しでオーブンから出し軍手をはめた手で紙をいれて折りたたむ。
両端を持ってもう一度折り、冷ます。
~完成~
オーブンからバニラの甘い香りが漂ってくると紗智が手を止めて傍に来た。
「いい感じだねっ。」
オレンジ、ピンク、イエロー、ブルー。
白いお皿の上に置かれた色が付いたフォーチュンクッキーはお花みたいだ。
「今回のは紗智にあげる。」
「紗智に??」
「うん。」
紗智がフォーチュンクッキーを手に取って割ると中からメッセージが現れる。
「当たり。」
「何が書いてあるの~??」
「開けたら解るけどちょっと恥ずかしいかも。」
紗智に向けて書いた今伝えたい言葉。
『紗智がいてくれて良かった』
「大好き、ゆずちゃんっ!!」
残りのハズレクッキーを二人で食べて片付けをしていると伊藤先生がやって来た。
「もうそろそろ終われるか?」
t
「もう少しです。」
「今日は何してたんだ?」
「紗智は編み物。」
「私はお菓子作りです。」
「もう少し早めに来れば良かったか。」
「残念でした~。
今日のゆずちゃんのお菓子は紗智が食べちゃったもん!!」
「先生は珈琲、ブラックしか飲まないのにお菓子は食べるんですね。」
「家庭科部の顧問になる前は食べなかったけどな。
汐見が毎週持って来てたから。」
「またお菓子作りしたら、今度は持っていきます。」
「ありがとう。」
家庭科室の扉を閉めて鍵を渡すと先生は職員室へ戻っていった。