最初で最後の恋だから。ーセンセイー
「誰か入ってくれそうな人いる?」

「うーん。」

「入部希望の新入生待ちしかないかな。」

「文化部の子なら掛け持ちできるかも。」

文化部。

思い当たる人物が一人いた。

「声かけてみる。」

「誰に?」

「秘密。」

ランチタイムをお開きにして立ち上がり屋上に向かった。
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