それでは始めましょう
「ガンちゃん!何をした?」

「ん?デコちゅー?」

ニコッと笑いながら疑問符をつけた返事をする。質問したのはこっちですし。

「なんで?ふぁい?」

思わず英語に訳してしまった。

「んー何故なら、ビコーズ、つっきーが好きだからだね。」



………



「あっ、固まった」

『おーい』と言いながら私をのぞきこむけれど、近いけれどそれどころではない。


つっきーが好きだからだね?


「えっと、ガンちゃん?誰が、誰を…」

「オレが、つっきーを」

間を開けずに返ってきた答え。

「…いつ、から?」

「んー。わかんない」

困ったように笑いながら、私の髪に指先を通した。

「でも、最初から、同期として、友達として、つっきーのことは好きだったよ。明るくて、バカだけど、周りに気を使ってるところとかあって、いいやつだな、って」

バカではない。バカっぽいけど、バカではないはずだ。抗議の視線を送ると気づいたようで、『一部訂正します』と笑った。







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