運命
それから少しして
私の心も少し落ち着いた

「落ち着いたか?」

コクン、

「想嬉…?なんで顔隠す?」

『…』

「想嬉?」

泣きすぎたせいで
絶対目腫れて顔は大変な事になってるはず
こんな顔みせられない!!

「俺を見るのそんなに嫌か…?」

シュンと落ち込んだ声が聞こえる
そうじゃないのに…
紙に書く

『顔…泣きすぎて不細工どころじゃないから
見られたくない』

「そんな事で…そうか……
フッ、ハハ…ちょっと待ってろ
冷やすのもってくる」

笑われた…
そんな事じゃないのに

冷やすものを取りに行こうと
私から身体をはなす統満
それすらも酷く心を焦らせる…

ポンポン―――
「大丈夫…何なら一緒に行くか?」

ギューー

「おいで?」

ギューーー

「想嬉(可愛すぎだ)煽ってんのか?
俺はお前が答え出すまで待つつもりだが
そんな事されると我慢出来なくなる」

『/////!?』

あおっ!?
煽ってないのに!

「フッ…心配すんな…ちゃんと待つ」

ありがとう…
そう伝えたいのに…声は出てくれない
気持ちを伝える時はちゃんと
出てるといいな…

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