魅惑への助走
***
昼くらいにまた、深い眠りに落ちてしまったようだ。
くり返される快感に全ての力が抜き取られ、二人とも抜け殻のようになってしまい、力なくベッドに横たわったまま寝てしまった。
積み重なった疲労により、一度も目覚めることのないまま、気が付いたら夕方近くになっていた。
お腹が空いて目が覚めた。
夕べビールを飲んだついでに、おつまみを少々口にしたのが最後。
その後延々と愛し合い、昼夜を問わず求め合い、精根尽き果てた。
久しぶりに男を受け入れたせいか、体の節々が痛く、疲れ切っている。
お腹が空いてエネルギーも枯渇。
自炊はほとんどしないので、冷蔵庫の中には夕食になるようなものはないし、買い物に出かけて何かを買ってきて、これから調理をするのも面倒で。
「ん……」
私からちょっと遅れて、上杉くんも目を覚ました。
「ねえ、お腹空かない?」
「すいた……。明美はいくら食べても食べ足りないけど」
そう言って私に抱きつくも、もはや行為に及ぶ体力は残っていないはず。
「どこかに夕食食べに行かない?」
昼くらいにまた、深い眠りに落ちてしまったようだ。
くり返される快感に全ての力が抜き取られ、二人とも抜け殻のようになってしまい、力なくベッドに横たわったまま寝てしまった。
積み重なった疲労により、一度も目覚めることのないまま、気が付いたら夕方近くになっていた。
お腹が空いて目が覚めた。
夕べビールを飲んだついでに、おつまみを少々口にしたのが最後。
その後延々と愛し合い、昼夜を問わず求め合い、精根尽き果てた。
久しぶりに男を受け入れたせいか、体の節々が痛く、疲れ切っている。
お腹が空いてエネルギーも枯渇。
自炊はほとんどしないので、冷蔵庫の中には夕食になるようなものはないし、買い物に出かけて何かを買ってきて、これから調理をするのも面倒で。
「ん……」
私からちょっと遅れて、上杉くんも目を覚ました。
「ねえ、お腹空かない?」
「すいた……。明美はいくら食べても食べ足りないけど」
そう言って私に抱きつくも、もはや行為に及ぶ体力は残っていないはず。
「どこかに夕食食べに行かない?」