魅惑への助走
……バッグ一つで自分の部屋を飛び出して、夢中で歩き続け、やがて賑わう街並みへと足を踏み入れていた。
クリスマスが近付き、店舗のディスプレイにもキラキラした装飾が多くなっている。
街路樹にはイルミネーションが煌めいている。
華やぐ季節、独りぼっちだと寂しさが募る。
彼氏もいて毎日が楽しいはずなのに、どうしてこんなことになっちゃったのだろう。
自分にも原因があるとはいえ、二人の関係に未来が見えないことが私を苛立たせる。
私が頑張れば頑張るほど、上杉くんの依存に繋がってしまう。
いっそのこと頑張るのをやめてしまおうかとも考えるけれど、それだといずれ生活が破綻するのも時間の問題。
このままじゃ……、二人ともだめになってしまう。
もう限界。
通りすがりのコンビニに駆け込み、かつて吸っていた煙草の銘柄を告げ、支払いを済ませ店を出る。
我慢できずコンビニ前の灰皿コーナーでパッケージを空け、一緒に購入したライターで煙草に火をつけた。
冬の夜空に、白い煙が鮮やかな色彩で輪を描く。
クリスマスが近付き、店舗のディスプレイにもキラキラした装飾が多くなっている。
街路樹にはイルミネーションが煌めいている。
華やぐ季節、独りぼっちだと寂しさが募る。
彼氏もいて毎日が楽しいはずなのに、どうしてこんなことになっちゃったのだろう。
自分にも原因があるとはいえ、二人の関係に未来が見えないことが私を苛立たせる。
私が頑張れば頑張るほど、上杉くんの依存に繋がってしまう。
いっそのこと頑張るのをやめてしまおうかとも考えるけれど、それだといずれ生活が破綻するのも時間の問題。
このままじゃ……、二人ともだめになってしまう。
もう限界。
通りすがりのコンビニに駆け込み、かつて吸っていた煙草の銘柄を告げ、支払いを済ませ店を出る。
我慢できずコンビニ前の灰皿コーナーでパッケージを空け、一緒に購入したライターで煙草に火をつけた。
冬の夜空に、白い煙が鮮やかな色彩で輪を描く。