ドキッ!? 気になる彼と禁断×××生活!【強制完結】



「あ、ありがとう。 うん、そうだよね。 もう少ししたら帰るよ」


小さく座り直す。

丈斗くんとも、目を合わせない。

そういう形の、静かな拒絶。


雨の音がぞわぞわと、這い擦り回る。

「・・・。」


丈斗くんが何かを言おうと、息を少し吸い込んでやめたのが、分かった。


そして、この空間から出ていく。







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