うつりというもの
「あ…」

遥香は思い出した。

うつりが

「これを見よ。酷いであろう?」

と言った。

あの時、慈空達のお札のせいで何かダメージを受けて眠る様に動かなかった。

そうだ。

あの時は遥香の身体が合うとしても、首は襲ってこられなかっただけ。

すると…

首に私の身体が選ばれた…

うつりがいなくなっても、首は私の身体を求めてくる…

遥香は背筋が凍った。
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