嘘つきな恋人
三島さんは黙って、私の手を掴んだままで江ノ電に乗り込み、
鎌倉に近い海岸の駅で降りた。
海沿いに立つ低層マンションの3階に三島さんの部屋はあった。
部屋に入って鍵をかけると、
三島さんは私を抱きしめ、壁に押し付けてくちづけをする。
頭を抱え、深く唇を割って、舌を使って口の中を探る。
歯列をなぞり、舌を絡め、お互いの吐息と湿った音が暗い部屋に響く。
長いくちづけに私が声を出すと、
「やっぱり好きな声だな。
店で、話してるのを聞いた時にもそう思った。」と唇を離し、
「このままする?シャワー一緒に浴びる?」と耳元で囁くけど、
「…先に浴びて良いですか?」と暗い中で見上げると、
「気が変わらないうちにどうぞ。」
と常夜灯が足元についた玄関に続く廊下の途中のバスルームに案内され、
明かりをつけようとするので、
「つけないで…」と言うと、
「オーケー。部屋も小さな灯りにしておく。」
と棚からバスタオルを渡してくれ、少し笑った声で出て行った。
鎌倉に近い海岸の駅で降りた。
海沿いに立つ低層マンションの3階に三島さんの部屋はあった。
部屋に入って鍵をかけると、
三島さんは私を抱きしめ、壁に押し付けてくちづけをする。
頭を抱え、深く唇を割って、舌を使って口の中を探る。
歯列をなぞり、舌を絡め、お互いの吐息と湿った音が暗い部屋に響く。
長いくちづけに私が声を出すと、
「やっぱり好きな声だな。
店で、話してるのを聞いた時にもそう思った。」と唇を離し、
「このままする?シャワー一緒に浴びる?」と耳元で囁くけど、
「…先に浴びて良いですか?」と暗い中で見上げると、
「気が変わらないうちにどうぞ。」
と常夜灯が足元についた玄関に続く廊下の途中のバスルームに案内され、
明かりをつけようとするので、
「つけないで…」と言うと、
「オーケー。部屋も小さな灯りにしておく。」
と棚からバスタオルを渡してくれ、少し笑った声で出て行った。