インタビューはくちづけの後で
混んだ会場の中央の執行部の前を通り過ぎると、そこに立っていた副社長と目が合った。
なんでここにいるの?
副社長はまっすぐわたしの方にやって来て、
「人混みに埋まってるぞ。」と面白そうに私の隣に立った。
周りに広報部の部長とか、お偉いさん達がいたんじゃないでしょうか?
「坊主、名前は?」
「せいたろうくんです。」と私が言うと、
「せいたろう、肩車好きか?」と柔らかく微笑んで聞いたので、子どもはうなづく。
「よし。」と副社長はぬいぐるみごと肩に乗せ、迷子のコーナーを目指す。
背の高いスーツの男が肩車しているのは結構遠目にも目立つ。
執行部にいた中年のおじさん達が呆れた顔で見ているような気がするけれど…
迷子のコーナーからお母さんと思われる女性が飛び出して来た。
「せいたろう!良かった!」と子どもを抱きしめ、「ありがとうございました。」と私達に何度も頭を下げている。
せいたろう君が抱きしめていた犬の『ペロリ』はそのまま連れて帰って良いよ。と副社長が笑い、
親子は何度も私達に頭を下げて、立ち去って行った。
なんでここにいるの?
副社長はまっすぐわたしの方にやって来て、
「人混みに埋まってるぞ。」と面白そうに私の隣に立った。
周りに広報部の部長とか、お偉いさん達がいたんじゃないでしょうか?
「坊主、名前は?」
「せいたろうくんです。」と私が言うと、
「せいたろう、肩車好きか?」と柔らかく微笑んで聞いたので、子どもはうなづく。
「よし。」と副社長はぬいぐるみごと肩に乗せ、迷子のコーナーを目指す。
背の高いスーツの男が肩車しているのは結構遠目にも目立つ。
執行部にいた中年のおじさん達が呆れた顔で見ているような気がするけれど…
迷子のコーナーからお母さんと思われる女性が飛び出して来た。
「せいたろう!良かった!」と子どもを抱きしめ、「ありがとうございました。」と私達に何度も頭を下げている。
せいたろう君が抱きしめていた犬の『ペロリ』はそのまま連れて帰って良いよ。と副社長が笑い、
親子は何度も私達に頭を下げて、立ち去って行った。