わたし、結婚するんですか?
今か……。
そうか。
いや、買ったときは本当に可愛かったんですよ、そのクマのタオル……。
そんなことを思いながら、洸が赤いクコの実ののったお刺身とナッツのサラダを運んでいると、海老の入っていたパックを片付けながら、葉山が言う。
「そうだ。
洸は海老が食べられないんじゃなかったでしたっけ?」
だが、遥久は、
「いや、最近は食べてただろ」
と主張する。
「でも、生で食べて当たりかけてから、食べられないって、いつか言ってましたよ。
この間、中華行ったときも、エビチリ食べてなかったし」
「そんなことはない。
海老は食べられるよな? 洸」
「食べられないよな? 洸」
と二人に畳みかけるように言われる。
そこで、よし、わかった、と遥久が頷いた。
「食べられるか、食べられないか。
正しい方が洸の本当の恋人だ」
なんですか、それ、と思いながら、そう言われれば、海老、苦手だったな、と思っている間に、遥久が、ほら、と小皿にゴマだれの方をつけた生春巻きを載せて渡してくる。
そうか。
いや、買ったときは本当に可愛かったんですよ、そのクマのタオル……。
そんなことを思いながら、洸が赤いクコの実ののったお刺身とナッツのサラダを運んでいると、海老の入っていたパックを片付けながら、葉山が言う。
「そうだ。
洸は海老が食べられないんじゃなかったでしたっけ?」
だが、遥久は、
「いや、最近は食べてただろ」
と主張する。
「でも、生で食べて当たりかけてから、食べられないって、いつか言ってましたよ。
この間、中華行ったときも、エビチリ食べてなかったし」
「そんなことはない。
海老は食べられるよな? 洸」
「食べられないよな? 洸」
と二人に畳みかけるように言われる。
そこで、よし、わかった、と遥久が頷いた。
「食べられるか、食べられないか。
正しい方が洸の本当の恋人だ」
なんですか、それ、と思いながら、そう言われれば、海老、苦手だったな、と思っている間に、遥久が、ほら、と小皿にゴマだれの方をつけた生春巻きを載せて渡してくる。