わたし、結婚するんですか?
 幸い、パジャマは最近買い替えた水色にちょっとアンティーク調の花柄の可愛いパジャマだった。

 いっそ、人様に自分から見せたいくらいのお気に入りだ。

 ……いや、見せたいというのは、女の子を泊めたときに、

 それ、可愛いね。

 そっちも可愛い。
 何処で買ったの?

 キャッキャッというのどかな女子トークを繰り広げたかっただけなのだが……。

「うん。いいな」
と遥久は試験官のような顔で頷く。

「お前は自分の美点がよくわかっているようだな。
 そういう可愛らしい感じの方が似合っている」

 セクシー系は似合わないということですね、と思っていると、遥久は少し考えたあとで、

「……してみるか、洸」
と言ってきた。

「なにをですか?」

 いやいや、トボケるのもいい加減にしろ、と言う顔でこちらを見る。
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