わたし、結婚するんですか?

 



 その後、怨念が実り、洸と付き合うようになったあと、洸に猫が飼いたいと言わせるまでが大変だったな、と思いながら、遥久は支度をしている洸を待っていた。

 章浩の子どもの面倒を見るために、二人で出かけるのだ。

 少々めんどくさくはあるが、将来の予行演習だと思えばいいし。

 なにより、今日も洸と休日が過ごせるということで、浮かれていた。

「いい子にしてろよ、チャトラン」
とキャットタワーの上のチャトランの顎を撫でてやる。

 ぐるぐる言うチャトランの気持ちよさそうな顔を見ながら、此処へキャットタワーを運んできたときのことを思い出していた。

 




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