蜜月なカノジョ(番外編追加)

「…なんだかすごくストンと胸に落ちた感じがします。ナオさんがあれだけパーフェクトだったのも納得したっていうか…」
「ふふ、嬉しいこと言ってくれてありがとう。まぁそんなこんなでこいつの女装生活がスタートしたんだけどさ。案外本人は楽しそうにやってたみたいだから、本気で一生このままでいるつもりなのかしら…って疑問に思ってた矢先、突然ある女の子の話をしだしたのよ」
「……」
「聞けばどこのだれともわからない女の子に会いたくて仕方ないんだって言うじゃない。女装の次は正体不明の人捜しか? って呆れちゃったわよ。協力してあげるにも情報も何もないんじゃお手上げでしょう?」

そりゃそうだ。その道のプロですらきっと見つけ出すことは不可能だ。

「会いたい会いたいばっかり言っていっつもそのハンカチをポケットに忍ばせて。女々しいったらなかったわよ」
「…おい、余計なことは言わなくていいだろって」
「なーにがよ。全部事実でしょうよ。今更格好つけたって無意味なのよ、このヘタレが!」
「ぐっ…!」

す、すごすぎる…!
パーフェクト(ウー)マン相手にヘタレの連発とは。

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