春色のletter
気が付くと、美沙ちゃんが私の膝枕で寝ていた。
「じゃあ、ちょっと寝かせてくるわね」
「あ、私もそろそろ失礼します」
「あら、ロールケーキのお代わりいらない?」
「あ…、えっと…、その……」
沙也さんが美沙ちゃんを抱いたまま、にこっとした。
「…いただきます」
私はぺこっと頭を下げた。
彼女は微笑むと美沙ちゃんを連れていった。
(昔よりは痩せてるのよ、私…うん、きっと)
自己暗示。
意味なし。