信じることはとても愚かで美しい。
それから先生がきて、いつも通りの授業を受けて…。
でも、ひとつだけ。
今までと変わったことがある。
移動教室のときに、一人じゃないことだ。
毎回、茉奈達が誘ってくれて。
「久しぶりに学校であんなに喋ったなぁ。」
帰り道、一人空を見上げながらそうつぶやいた。
最近、変化が多くて嬉しいやら大変やら…。
「そうだ、今日から倉庫行かなきゃ…。」
そう、私は昇爛のメンバー!
軽くなった足取りでランランっと言いながら家に帰った。