糖度高めな秘密の密会はいかが?
トイレに行って鏡を見ると温泉に入って整えた髪の毛もボサボサで、本当に寝起きって感じ。
有澄の家では、朝は先に起きてご飯作るから、ここまで酷いのはなかったハズだ。
少しだけ髪の毛をとかして、簡単におダンゴにしちゃお。
「いただきます」
気を取り直して、豪華な夕食に舌づつみを打つ。
「伊勢海老のお刺身、初めて食べた!甘い!お肉も美味しいね」
カシャッ。
カシャッカシャッカシャッ。
油断していたが、カメラは有澄の手に渡っていた様で連写する音が聞こえた。
「写り悪いのは後から消すからね」
「俺が撮ったのは全部可愛いよ」
「もうっ、言い方が軽すぎる!」
笑いながらの夕食を終えて、露天風呂のすぐ横にある籐のソファーに座りながらシャンパンを飲む。
食器も下げてもらったし、誰にも邪魔されない二人だけの時間。
「怖いくらいに星が綺麗で吸い込まれそう…」
「こんなに沢山の星を見たのは久しぶり。産まれた時から東京暮しだと星は見えないから」
「有澄の実家って…どこ?」
「渋谷区松濤。…これだけを聞くと金目当ての奴は寄ってくるけど…ゆかりは逆に引いてるよね?」
"渋谷区松濤"──東京に引っ越ししてすぐ、一人で渋谷を歩いていたら迷いに迷って辿り着いた場所なので実に思い出深く、後にこの場所が高級住宅街だったと日下部さんに教えられた。
高級住宅街と言えば、"白金"しか知らなかったのだが、就職が決まりアパート探しをする内に白金以外にも沢山の高級住宅街がある事を知った。
「周りに居ないから…御曹司とか、社長とか…。スケール違い過ぎて私には想像出来ない世界なんだもん」
有澄の家では、朝は先に起きてご飯作るから、ここまで酷いのはなかったハズだ。
少しだけ髪の毛をとかして、簡単におダンゴにしちゃお。
「いただきます」
気を取り直して、豪華な夕食に舌づつみを打つ。
「伊勢海老のお刺身、初めて食べた!甘い!お肉も美味しいね」
カシャッ。
カシャッカシャッカシャッ。
油断していたが、カメラは有澄の手に渡っていた様で連写する音が聞こえた。
「写り悪いのは後から消すからね」
「俺が撮ったのは全部可愛いよ」
「もうっ、言い方が軽すぎる!」
笑いながらの夕食を終えて、露天風呂のすぐ横にある籐のソファーに座りながらシャンパンを飲む。
食器も下げてもらったし、誰にも邪魔されない二人だけの時間。
「怖いくらいに星が綺麗で吸い込まれそう…」
「こんなに沢山の星を見たのは久しぶり。産まれた時から東京暮しだと星は見えないから」
「有澄の実家って…どこ?」
「渋谷区松濤。…これだけを聞くと金目当ての奴は寄ってくるけど…ゆかりは逆に引いてるよね?」
"渋谷区松濤"──東京に引っ越ししてすぐ、一人で渋谷を歩いていたら迷いに迷って辿り着いた場所なので実に思い出深く、後にこの場所が高級住宅街だったと日下部さんに教えられた。
高級住宅街と言えば、"白金"しか知らなかったのだが、就職が決まりアパート探しをする内に白金以外にも沢山の高級住宅街がある事を知った。
「周りに居ないから…御曹司とか、社長とか…。スケール違い過ぎて私には想像出来ない世界なんだもん」