【BL】お荷物くんの奮闘記
「プロフェットは?」
「一つ下の階のはずだ。呼んでこよう」
リュータの元に向かう前、神託者が引きとめようと話していたことも気になる。王の試み、実行のタイミングが決められていたという話だったように思う。今回の件も、何か知っているだろう。
取捨選択をしておく必要がある。情報も、仲間も。HPがゼロになったリュータを抱きかかえたあの瞬間の恐怖を思い出す。
あんなの、駄目だ。この世界が夢だったのだとしても、失う恐怖は心臓に悪すぎる。
「待ってくれ。……ヴェルター、もう少し、このまま二人で話がしたい」
「……何だ」
「なんでオレのこと、助けた?」
最初にここへ連れてきた時は、プロフェットの頼みだったから案内しただけだった。元々おまえはこの中央都市所属の人間じゃない。この空の塔の客人だとしても、勝手に安全な場所から地上へ降りてきた馬鹿を助ける義理なんてないはずだろ。
「一つ下の階のはずだ。呼んでこよう」
リュータの元に向かう前、神託者が引きとめようと話していたことも気になる。王の試み、実行のタイミングが決められていたという話だったように思う。今回の件も、何か知っているだろう。
取捨選択をしておく必要がある。情報も、仲間も。HPがゼロになったリュータを抱きかかえたあの瞬間の恐怖を思い出す。
あんなの、駄目だ。この世界が夢だったのだとしても、失う恐怖は心臓に悪すぎる。
「待ってくれ。……ヴェルター、もう少し、このまま二人で話がしたい」
「……何だ」
「なんでオレのこと、助けた?」
最初にここへ連れてきた時は、プロフェットの頼みだったから案内しただけだった。元々おまえはこの中央都市所属の人間じゃない。この空の塔の客人だとしても、勝手に安全な場所から地上へ降りてきた馬鹿を助ける義理なんてないはずだろ。