【BL】お荷物くんの奮闘記
「まず、ユウジ。僕は君の足止めをするために――中央都市の破滅に君たちを巻き込まないように、ここへ呼び寄せるように言付かった」
「それは、北の方にいるっていう世界の王からか」
「あの人は、君の動向を知っているようだったよ。この時期にこちらへ来るのが分かっていたから、最初は保護するようにと言われていた」
「最初は?」
「うん。今回の件、目的は僕が知っている限りでは二つ。一つは擬似魔王の実験。もう一つは、天使の召喚だ」
天使の召喚。我を失ってほとんど暴走するような形で、リュータが熾天使として戦っていたのを思い返す。
「仮面の男が、おそらくは擬似魔王として僕のように作られた存在なんだと思う。それからしばらくして、天使の召喚を試みるから保護するのはユウジだけにしてくれとも頼まれた」
祝福と称して魔の者に加護を与えていたことからしても、仮面の男が擬似魔王で間違いないだろう。
天使の召喚にあたって自分だけを隔離するように言われたということは、リュータが天使と何らかの関係を持っていると推測していたに違いない。
「それは、北の方にいるっていう世界の王からか」
「あの人は、君の動向を知っているようだったよ。この時期にこちらへ来るのが分かっていたから、最初は保護するようにと言われていた」
「最初は?」
「うん。今回の件、目的は僕が知っている限りでは二つ。一つは擬似魔王の実験。もう一つは、天使の召喚だ」
天使の召喚。我を失ってほとんど暴走するような形で、リュータが熾天使として戦っていたのを思い返す。
「仮面の男が、おそらくは擬似魔王として僕のように作られた存在なんだと思う。それからしばらくして、天使の召喚を試みるから保護するのはユウジだけにしてくれとも頼まれた」
祝福と称して魔の者に加護を与えていたことからしても、仮面の男が擬似魔王で間違いないだろう。
天使の召喚にあたって自分だけを隔離するように言われたということは、リュータが天使と何らかの関係を持っていると推測していたに違いない。