職場恋愛
残り30分程電車に揺られて、久しぶりの最寄り駅。
最高に帰りたくない。
トボトボ歩いてあっという間に着いてしまった家。
本当、最悪。
鍵を開けて家に入ると早速お母さんが文句を言いにきた。
「………何?ちゃんと帰ってきたでしょ?」
けど文句を言われる前に私が口を開いた。
「あんたね、大した連絡もよこさないで人様の家に泊めてもらうなんて世間じゃ立派な誘拐事件だよ」
何言ってんの。
ちゃんと連絡したんだから何も事件じゃないでしょ。
「どこの誰の家に泊まってたのか言ってごらんなさい」
「はぁ!?ストーカー並みにキモいんですけど」
私もう22歳なんだけど?
「言えない相手なの?」
「なんで親にいちいち報告しなきゃいけないの?私に自由はないの?」
ガチャ
お母さんとの言い合いがヒートアップしてきた時、寝室の扉が開いた。
お父さんだ。
最悪。
「親に心配かけたらまずは謝るのが常識じゃないのか」
「…………」
お父さんは静かに、だけど威圧的に怒るからもっと嫌。
「まさか男の家にいたんじゃないだろうな」
「…………」
素敵な彼氏様のお家ですが何か?
「よしてくれ。就職したのが男と出会うためだなんて猿以下じゃないか」
「…は?」
誰がそんなつもりで就活なんてするの?
「どうしたらそんなふしだらに成長するんだ?どこかで間違えただろうか。いや、そもそもお前はウチの子じゃないんじゃないか?」
それ、子どもに向かって言う言葉ですか?
「その足、踏み入れるなよ。汚らわしい」
帰って来いって言うから帰ったらこれですか。
「男の人とそういうことをしてたなら今すぐ出て行きなさい。クビになるかもしれない状況で男遊びなんて不真面目にも程があるわ。あんたの顔なんか見たくない」
両親ともこうやって私を突き放すのはいつものことだけど、あんたらだってそうやって私を産んだくせに都合良すぎ。
「こんな家、誰が好き好んで住むかよ!」
勢いに任せて家を出てしまったけど、行く宛なんて当然ない。
最悪すぎる。
最高に帰りたくない。
トボトボ歩いてあっという間に着いてしまった家。
本当、最悪。
鍵を開けて家に入ると早速お母さんが文句を言いにきた。
「………何?ちゃんと帰ってきたでしょ?」
けど文句を言われる前に私が口を開いた。
「あんたね、大した連絡もよこさないで人様の家に泊めてもらうなんて世間じゃ立派な誘拐事件だよ」
何言ってんの。
ちゃんと連絡したんだから何も事件じゃないでしょ。
「どこの誰の家に泊まってたのか言ってごらんなさい」
「はぁ!?ストーカー並みにキモいんですけど」
私もう22歳なんだけど?
「言えない相手なの?」
「なんで親にいちいち報告しなきゃいけないの?私に自由はないの?」
ガチャ
お母さんとの言い合いがヒートアップしてきた時、寝室の扉が開いた。
お父さんだ。
最悪。
「親に心配かけたらまずは謝るのが常識じゃないのか」
「…………」
お父さんは静かに、だけど威圧的に怒るからもっと嫌。
「まさか男の家にいたんじゃないだろうな」
「…………」
素敵な彼氏様のお家ですが何か?
「よしてくれ。就職したのが男と出会うためだなんて猿以下じゃないか」
「…は?」
誰がそんなつもりで就活なんてするの?
「どうしたらそんなふしだらに成長するんだ?どこかで間違えただろうか。いや、そもそもお前はウチの子じゃないんじゃないか?」
それ、子どもに向かって言う言葉ですか?
「その足、踏み入れるなよ。汚らわしい」
帰って来いって言うから帰ったらこれですか。
「男の人とそういうことをしてたなら今すぐ出て行きなさい。クビになるかもしれない状況で男遊びなんて不真面目にも程があるわ。あんたの顔なんか見たくない」
両親ともこうやって私を突き放すのはいつものことだけど、あんたらだってそうやって私を産んだくせに都合良すぎ。
「こんな家、誰が好き好んで住むかよ!」
勢いに任せて家を出てしまったけど、行く宛なんて当然ない。
最悪すぎる。