私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編
顔の麻痺もすぐに良くなった
リハビリは 大変で毎日やってもすぐに良くなるものではなかった
義務教育の為 病院にある養護学校に通わなくてはならず病棟が移った
移った病棟は 子どもが多く親は一緒に泊まれないと言われた
病室は知らない人ばかりの六人部屋同性の子どもがいなかった為お年寄りと一緒だった
この病院がどこにあるのか?
家から近いのか? 遠いのか?
もわからなく 子どもながらにもう帰れないのではないかと思った
母が毎日来てくれても帰り際にはよく泣いていた
知らない子がいたり 前の病棟の看護婦さんは一人もいなく 新しい所はとても怖かった
夜が来るのが怖かった
不安と寂しさでいっぱいだった
今でもトラウマとして残っている
どうしても家に帰りたくて 泣きながら寝る事が多かった
ここでは自分の事は 自分でやらなくてはならず 私にとって厳しい所だった