コバルトブルーの誘惑
「5年前に日本に帰っても嶺緒からの連絡を待っていたのよ。
ずっと…いつまでも…
でも、嶺緒がバカンス中の恋人だって思ってたらって思うと…
自分からは連絡が取れなかった。
悲しくて苦しくて…また、そんな思いをするかもしれないって…
嶺緒はまた、今だけの…日本の生活に慣れるまでの恋人が欲しいのかもって…」
と言っている私の言葉を遮って
「何言ってるの?
あの時、僕が舞を心から好きなのはわかってなかった?
舞に出会って、僕はすぐに恋に落ちた。
そんなことは僕の人生のなかでたった一度だけだ。
その場限りの恋人だなんて思ったこともないよ。
でも、僕はあの時、学生だった。…それに、家を守る義務もあった。
遠く離れてもう2度と会えないかもしれないのに連絡を取るなんてできなかった。
舞の人生を大切にしたかった。
好きだったけど、苦しんで諦めたんだ。
僕だってずっと苦しんだ。
舞だけじゃないよ。
だから、今回日本に来ることになって
舞に会いたいって、
また、好きになれたらもう一度やり直したい。ってそう思ってた。
お互い大人になった。
もう大丈夫だ。
どんなこともふたりで乗り越えられるよ。
…舞、僕を好きならちゃんと僕と向き合ってよ。
別れた後の苦しみを考えないで、
今の僕を愛して欲しい。」
「…はい。」と私は涙を落とす。
分かってた。
会ってまた、すぐに好きになった。
嶺緒が倒れた時、もっとそばにいればよかったと思った。
慣れない日本での生活を少しでもサポートしていればよかったと後悔した。
…ちゃんと愛していればよかったと思った。
私はただ、自分の気持ちから逃げていただけだ…
「嶺緒が好きです。」と深いブルーの瞳を見つめると、
嶺緒は大きく微笑んで私を固く抱きしめ唇を重ねた。
「ねー、ここ車の中だけどー!ディープキスは部屋でして!」とサラさんが大声で文句を言う。
「とりあえず…舞ちゃんが一緒にいれば、お手伝いさんって…探さなくって良くなったんだろうな…」とケンさんは前を向いたみたいだ。
ずっと…いつまでも…
でも、嶺緒がバカンス中の恋人だって思ってたらって思うと…
自分からは連絡が取れなかった。
悲しくて苦しくて…また、そんな思いをするかもしれないって…
嶺緒はまた、今だけの…日本の生活に慣れるまでの恋人が欲しいのかもって…」
と言っている私の言葉を遮って
「何言ってるの?
あの時、僕が舞を心から好きなのはわかってなかった?
舞に出会って、僕はすぐに恋に落ちた。
そんなことは僕の人生のなかでたった一度だけだ。
その場限りの恋人だなんて思ったこともないよ。
でも、僕はあの時、学生だった。…それに、家を守る義務もあった。
遠く離れてもう2度と会えないかもしれないのに連絡を取るなんてできなかった。
舞の人生を大切にしたかった。
好きだったけど、苦しんで諦めたんだ。
僕だってずっと苦しんだ。
舞だけじゃないよ。
だから、今回日本に来ることになって
舞に会いたいって、
また、好きになれたらもう一度やり直したい。ってそう思ってた。
お互い大人になった。
もう大丈夫だ。
どんなこともふたりで乗り越えられるよ。
…舞、僕を好きならちゃんと僕と向き合ってよ。
別れた後の苦しみを考えないで、
今の僕を愛して欲しい。」
「…はい。」と私は涙を落とす。
分かってた。
会ってまた、すぐに好きになった。
嶺緒が倒れた時、もっとそばにいればよかったと思った。
慣れない日本での生活を少しでもサポートしていればよかったと後悔した。
…ちゃんと愛していればよかったと思った。
私はただ、自分の気持ちから逃げていただけだ…
「嶺緒が好きです。」と深いブルーの瞳を見つめると、
嶺緒は大きく微笑んで私を固く抱きしめ唇を重ねた。
「ねー、ここ車の中だけどー!ディープキスは部屋でして!」とサラさんが大声で文句を言う。
「とりあえず…舞ちゃんが一緒にいれば、お手伝いさんって…探さなくって良くなったんだろうな…」とケンさんは前を向いたみたいだ。