タイトル未決定
楓恋「なにがってこの集団に関わらなくてもいい理由を見つけれたからですよ。」



???「は?」



楓恋「朝からずっと気になってたんですよね。亮輔さん朝言いましたよね“あいつらも絶対気に入る”って。

あいつらってのはあなた達と言うのは朝教室にあなた方が入ってきた時にわかりました。でもなんで気に入られるのかわからなかったんですよ。

知らない人に気に入られる必要なんてありませんから。」



???「なにが言いたい」



楓恋「朝すずが教室に向かうあいだずっといろんな人から挨拶されていたのも気になっていたんですよ。

ここは、不良校というところで暴走族というものが多いと聞きました。暴走族は喧嘩をする集団だとも聞きました。


そんな人達で構成されている学校でみんながすずに挨拶されるなんて可笑しいじゃないですか。となれば考えられるのは朝出会った亮輔さんという人物がこの学校で偉い立場にいるという結論が出てきました


朝バスに亮輔さんが乗ってこられた時も大勢の方が頭を下げていらしてましたからね。となれば気にいると言ったのはそのお仲間さんってところでしょう?で、気に入らせる理由を考えてみたんです


私がすずの親友だと亮輔さんは知っている。亮輔さんとすずは交際している。で、不良校のトップに近い存在そこまで考えればなんとなくわかりましたよ


すずを危険な目にあわせたくない。だけどすずの友達を奪いたくない。だったら自分たちも一緒に行動すればいい

とでもおもったんじゃないですか?」
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