君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー
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「何々? 彼女に言いたいこと? "会いたかったって事を伝えま
す。 僕がどれだけ、彼女を好きで……会いたかったのか伝えたいです"だって! ヤバイ! 胸キュンの破壊力あり過ぎでしょ! 橘 李人に言われてみたい〜ッ」
「ーーー!?」
ーーー9月下旬、秋の涼やかな訪れも近付いてきたこの頃。
学生食堂で、 旨辛いと名物になっているカツカレーを優葉は食べていた。
数量限定で、毎日争奪戦になる為、優葉は注文できた際はいつもゆっくりと噛み締めて食べている。
しかし、不意に二つ分程、席を開けてスマートフォンを見ながら李人関連のニュースを読み上げた女子学生に優葉は驚き、危うく食べかけていたカレーを喉に詰まらせかけた。
「うっ、………ごほっ………」
「ちょ、優葉!何してるのよ! 大丈夫?」
隣でコンビニのチキンのパスタサラダを食べていた晴夏が優葉に急いで水の注がれたグラスを渡す。
「う、うん………。だ、大丈夫………」
(彼女に言いたい事、って………李人君、いつの間にそんなインタビュー受けてたの………!?)