君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー

和泉は電話を切った後、安堵し一息ついた。

(良かった………。 間に合った)

「何だよ、マジでどうしたの?お前。ていうか、"先生"って誰なんーーー」


「ーーー俺の好きな女」



「………は?」

「さっきの写真。 俺の好きな女だった。………教育学部の3年で、俺の通ってた塾で先生をしてる」

その和泉の突然の告白に、遼馬は大きく目を見開く。 

そしてーーー

「ーーーはぁぁあ!?」

衝撃の事実にまたしても遼馬は、雄叫びを上げるのであった。


ーーーーーーーー

「ったくお前は、ほんっと、事後報告が多い奴だな! そんな大事な事は早く言えよ!! ていうか、何でお前の先生週刊ーーー」

「え、ええと………、瀬名君?」

遼馬が、衝撃とともに矢継ぎ早に和泉を質問攻めにしている時、優葉が姿を現した。



< 439 / 660 >

この作品をシェア

pagetop