君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー


「それに、 さっき、女の子と揉めてたのも気になって………だから、何か悩みがあるならいつでも私に、 !?」

突然、優葉は和泉に腕を掴まれた。
そして、あっという間に優葉はその胸中におさまってしまう。

「っ、 瀬、名君っ?」

優葉は、何が起きたのか分からず混乱していた。

(と、とりあえず離れなきゃ………!)

そう思うものの、 和泉の腕力は思った以上に強く自由にさせてくれない。

「………教えて欲しい? 先生」

「えっ?」

「俺が、 そうなった理由」

「う、うん………! だけど、瀬名君! 先に私を離しーーー」

「………いいよ。 教えても」

その不意打ちの和泉の返答に優葉は言葉を失った。

「でも、条件があるけど」

「条件………?」

「そう。 さっきの女の代わりに俺とヤるんだったら、教えてやるよ」

「や………? え? 」

(何? どういう事?)

意味が全く理解出来ない優葉を見て和泉はフッと微笑んだ。

「………へぇ。 やっぱり経験無いんだ。 俺が、アンタの先生になって男を教えてあげるよ。 そしたら、俺も望みを叶えてあげる」

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