クールな御曹司の一途な独占欲




本部長を会議室へ送り届けてから、私は秘書室へ戻った。

会議は何時に終わるか分からないから、今日はこのまま帰りを待たず定時で帰っていいと言われている。

一応定時から一時間残業して日々の雑務を終わらせたけれど、それでも本部長は戻る様子がないため仕方なくこれで退社することにした。


帰る準備が整うと、バックの中の携帯が光っていたため手に取ってみた。
それは今もちょうどメールを着信していたところだった。

暗い秘書室の中でそれを確認してみると、予想どおり、すべて牧田さんからだった。



『ハルカ。話があるんだ』

『会えないかな』

『今日会ってやっぱりハルカのことが大好きだって実感したんだ』

『ハルカも俺のこと嫌いになったわけじゃないでしょ?今日でそれは分かったよ』

『仕事が終わったら、連絡して』

『ごめん、会社まで来てみたんだけど、どこにいる?』




──え、

会社に来てる?



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