ヒヨと11人の王子サマ
「「だ、だれぇ〜??」」
『由宇と沙弥がかなり困惑してますね…というか私も全く誰が誰だかわからないので自己紹介お願いします。』
「…空閑クガ、泉イズミ…。」
「北原冬キタハラフユ。よろしくね?」
「このメンバーのファッションリーダー!七海恋ナナミレンだよ!」
「睦月千早ムツキチハヤ。よろしくね。あ、泉はこのメンバーの作曲をたまに担当してるよ。」
『そうなんですか。』
「…僕らのリーダーは陣。」
『…てことは…皆さんはAMUIETのメンバーなんですか!…もしかして…割と豪華…?』
「もしかしなくとも豪華よ。」
「そーそー!あ、茜お久ー!」
「…華子だ…。」
「なんでそんな嫌がるの!?」
「煩いから。」
「恵さん、この前本屋さんで会いましたよね。」
「あ、そういえばいたね。何買ってたの?」
「…秘密です。」
「…ほうほう、緋代にも言えないものを買ってしまったんだね。」
「何を言い出すんですか普通ですよ健全ですよ。」
「おや?私は一言もそれとは言ってないよ?」
「…。」
『…人、多いです。AMUIETの皆さんは何故ここに?』