七瀬クンとの恋愛事情




会社を午前中に早退して

病院に行って
家に着くと沈むように眠ってしまっていた





「…ゴホッ……なんか、珍しいコンビだね」


チャイムが鳴る音に起こされた時には既に
19時を過ぎていた


「主任の家、わからなかったから」

そう言ってお見舞いに来てくれた名取さんと


「生きてるか?まだゾンビみたいな顔色してるけど?」


「仕事大丈夫なの?脇谷くん」

「大丈夫だ、俺の代行はイエスマンだから」

そう言ってコンビニの袋と有名ケーキ屋の箱を見せながら上がり込んできた


きっと今頃、山下くんはさぞ私を恨んでいることだろう………



「それにしてもそれ、もしかしてここで晩御飯でも作るの?」


二人が持ってきた大袋には一体なにが?

ヨロヨロと二人を招き入れると、脇谷くんに首根っこを掴まれた


「寝てろ、どうせまだダメなんだろ」

「うっ…」


強制的にベッドに寝かされ、その側で疑問の大袋が開かれた


「高科課長からですよ、これ」

そう言って名取さんが袋から………

スポーツ飲料や水、果物の缶詰、カステラ、プリン、ゼリーやバナナなど有り余るほどの病人食

だけでなく

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