七瀬クンとの恋愛事情

その他薬に関しては頭痛薬に即効性のあるものから女性用、胃が弱い人用と何種類もあって、その薬を飲みやすくするジェルだとか、
もちろん薬は頭痛薬だけじゃなく、腹痛、鼻詰まり用、熱冷ましなど…まさかの氷のうまであって

ありとあらゆる常備薬が揃えてあった
病院行ったから薬はあるんだけどなぁ…


「ったく引きますよ、これ私一人で持って行けると思ったんですかねぇ」

少々ご立腹な様子の名取さん


「ハハッ、仕方ないだろうそれが課長だからな、ってか持たされたのは俺だし」

なるほど、うちへの案内と荷物持ちに脇谷くんを使った訳だ

しかし、一応『鬼の脇谷』なんて言われてる人物を使うとは、さすが名取さん


「なんか、ごめんね………で、これは?」


もう一つ気になった高級有名店の箱にはいったプリンが6個
これは昔から1日数に限りのある限定品


「あ、これは社長からです」

「えっ」


「呼び止められたんです。
お見舞いに行く事を聞いたみたいで、帰りに渡されたんですよ」

「そう……」

「これって有名な限定プリンですよねっ」

名取さんがキラキラしながら箱から1個取り出した

「6個も食べられないし、よかったら持っていっていいよ。」


「いいんですかっ?ありがとうございます♡
じゃあ2個ずつ3人で分けましょっか」


いやいや、絶対始めからそのつもりだっただろう


………しかし、あの人らしいな
これ、昔から綾子の大好きなプリンだったから、大方店の常連なんだろう
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