七瀬クンとの恋愛事情
** 七瀬 **
「………七瀬、七瀬っ?」
「えっ? あぁ、悪い…何だった?」
つい考え込んでしまっていた
宴会から出る時に偶然倫子さんに会ったからだろう
「うぅん、あのね、ウチはもうそこなんだけど、コンビニ寄って行っていい?」
今から古坂のところに行くというのに
「ああ、いいよ。寄ってこう」
「ふふっ」
横で歩く古坂が何かを思い出したようにクスクスと肩を小さく上げて笑った
「何?」
「何でもない、ただちょっと楽しくて……」
そう言ってふらりとしながら俺の腕に絡みつく古坂
「調子にのって飲み過ぎだろう…」
会社の飲み会から古坂と抜ける時には同僚たちに少々冷やかされた
「…………社内で付き合ってると、周りに色んなこと言われるんだな」
「七瀬は、そうゆうの嫌いだったっけ?社内恋愛しない主義だったもんね」
そう言えば前にそう言ったことがある
古坂に給湯室での告白を断わったときの文句だったが
「それは違うだろう、あの時は確か……」
「今はいいのっ、それがこれからのキッカケになれば」
俺を掴んでいる古坂の手に少し力がこもった
「……………」
まぁいいやそんな事
確かに『社内恋愛するつもりないからさ…』
なんて言ったが、それは『本気じゃなくてもいいから、お試しで私と付き合って』なんて
古坂が言ってくるから…
あくまでも遊びやお試しで社内恋愛するつもりはない、っという意味のつもりだったんだが、それが
いつから俺は社内恋愛はしない主義にされたんだ?
正直入社してからすぐに俺は教育係になった倫子さんが気になっていたんだし…
腕を引っ張られながら気持ち空を見上げ、分からないように小さく息を吐いた
「………やっぱりコンビニはいいや、早くウチ行こ」
そのまま強引に引かれ、古坂の住むマンションに着いた
「………七瀬、七瀬っ?」
「えっ? あぁ、悪い…何だった?」
つい考え込んでしまっていた
宴会から出る時に偶然倫子さんに会ったからだろう
「うぅん、あのね、ウチはもうそこなんだけど、コンビニ寄って行っていい?」
今から古坂のところに行くというのに
「ああ、いいよ。寄ってこう」
「ふふっ」
横で歩く古坂が何かを思い出したようにクスクスと肩を小さく上げて笑った
「何?」
「何でもない、ただちょっと楽しくて……」
そう言ってふらりとしながら俺の腕に絡みつく古坂
「調子にのって飲み過ぎだろう…」
会社の飲み会から古坂と抜ける時には同僚たちに少々冷やかされた
「…………社内で付き合ってると、周りに色んなこと言われるんだな」
「七瀬は、そうゆうの嫌いだったっけ?社内恋愛しない主義だったもんね」
そう言えば前にそう言ったことがある
古坂に給湯室での告白を断わったときの文句だったが
「それは違うだろう、あの時は確か……」
「今はいいのっ、それがこれからのキッカケになれば」
俺を掴んでいる古坂の手に少し力がこもった
「……………」
まぁいいやそんな事
確かに『社内恋愛するつもりないからさ…』
なんて言ったが、それは『本気じゃなくてもいいから、お試しで私と付き合って』なんて
古坂が言ってくるから…
あくまでも遊びやお試しで社内恋愛するつもりはない、っという意味のつもりだったんだが、それが
いつから俺は社内恋愛はしない主義にされたんだ?
正直入社してからすぐに俺は教育係になった倫子さんが気になっていたんだし…
腕を引っ張られながら気持ち空を見上げ、分からないように小さく息を吐いた
「………やっぱりコンビニはいいや、早くウチ行こ」
そのまま強引に引かれ、古坂の住むマンションに着いた