あなたと同居なんてありえません!
なんでこんなにも可愛いのに、否定するかなあ。
謙虚でいいことだけど!
「ねぇ……、やっぱり私1人で帰るよ? 2人の時間、大切にしたら?」
「大切にしてるよ! でも、心寿の時間も大切にしたいし」
心寿のいう、2人の時間というのは、私の2ヶ月ほど前に出来た彼氏との時間だ。
こんな私に告白してきた物好きさんの名前は、小峰 晴太(コミネ ハルタ)先輩。
1個上の、高校3年生だ。
お父さんに話すのはまだ恥ずかしいから、嘘をついたのだ。
そして、例外な先輩。
先輩はすんごいかっこいいんだけど、心寿と同じく謙虚な人で、優しい。
だからなのか、晴太先輩とは普通に話すことができる。
「んもー、そんなこと言って。 小峰先輩、きっと寂しがってるよ」
「そうなのかなぁ……」
「きっとそうだよ」