お茶にしましょうか



私は、いつもお節介が過ぎるのでしょうか。

小学生の頃ですが、地域の楽団に所属していました。

その中でも、同学年の人たちから「鬱陶しい」と言われたことがありました。

今思えば、幼いころから私はお節介だったようです。

しかし、お互い笑いながらでしたから、当時はふざけ合っているものだと思っておりました。

現在、勧誘する際にも、こういった己の性格が滲み出ているのでしょう。

そのために、人が集まらないのだろう、と自分でも理解には至っております。

いつも一人、可笑しな方向へ突っ走ってしまうのです。

しかし、あの方は私がこの様な性格でありながらも、いつでも真剣に受け止めてくださるのです。

今思えばこそですが、私が偉そうに何を話しても、一語一句を真っすぐ、真剣に受け止めようとしてくださいます。

こういった私をその様に対応してくださるのは、おそらく彼が初めてだと思われます。

そのためなのでしょう。

私がこれ程までに彼に惹かれるのには、こういったことが関係しているのだろう、と思いました。

この様に何について思っていても、最終的には江波くんに辿り着いてしまうのです。

ええ、いつも考えてしまう程に、彼のことを好きでいるのです。
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