コンビニの遠藤君
「いらっしゃいませ。」
レジに向かうといつも通りの笑顔。
「今日はにぎやかですね。」
「あ、うん。これから会社の同期と家飲みなの…。」
「沙ー良っ。これも追加ね。」
美咲が買い物かごにバニラアイスを放り込んだ。
「あっずるい。」
そう言うと隣から藤木君が
「堂島はこれだろ。」
と、いちご味のアイスをかごに入れてくれた。
ついでに自分のと思われるコーヒー味も。
「わっ。いちご。藤木君さすが、分かってるー。」
「会計も出してやんよ。」
「わーい。」
そんな私たちのやり取りを遠藤君は聞いていないかのように品物のバーコードを読み取る作業に没頭していた。
ああ。今日はもうしゃべれないか。
いつのまにか、いつもの笑顔もない。
私たち、うるさいかな?
お金のやり取りも藤木君がしてくれたので、私と美咲は出入口の方に先に行ってしまったので、
「ありがとうございました。」
という遠藤君の声も聞けなかった。
残念だけど、今日は仕方ないか。
それから私たちはガンガン飲みながらしゃべり、私はいちばんはじめにダウンした。
他の二人はめちゃくちゃアルコールに強い。
レジに向かうといつも通りの笑顔。
「今日はにぎやかですね。」
「あ、うん。これから会社の同期と家飲みなの…。」
「沙ー良っ。これも追加ね。」
美咲が買い物かごにバニラアイスを放り込んだ。
「あっずるい。」
そう言うと隣から藤木君が
「堂島はこれだろ。」
と、いちご味のアイスをかごに入れてくれた。
ついでに自分のと思われるコーヒー味も。
「わっ。いちご。藤木君さすが、分かってるー。」
「会計も出してやんよ。」
「わーい。」
そんな私たちのやり取りを遠藤君は聞いていないかのように品物のバーコードを読み取る作業に没頭していた。
ああ。今日はもうしゃべれないか。
いつのまにか、いつもの笑顔もない。
私たち、うるさいかな?
お金のやり取りも藤木君がしてくれたので、私と美咲は出入口の方に先に行ってしまったので、
「ありがとうございました。」
という遠藤君の声も聞けなかった。
残念だけど、今日は仕方ないか。
それから私たちはガンガン飲みながらしゃべり、私はいちばんはじめにダウンした。
他の二人はめちゃくちゃアルコールに強い。