最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
はー

ようやく下着を手に入れたってのに、今度は服がない。

どこで脱いだんだっけ?

というより、お酒が入ってたわけでもないってのに、昨日の夜のことが、「ああいうこと」にかき消されたのか記憶にないんですけど・・

あ、洗面所とか?

そうだ、ハンガーとかにかけたんじゃないっけ?

「大和、何してるんだ?」

不意にかけられた声に、私はびくりと身をすくめて足を止めた。

「おーい、大和ちゃん?」

背中越しに聞こえて来る大麦の声に、私は硬直してギギギギイっと首だけを動かした。

「あ、お、おおむぎしょちょ、おはようございます・・。」

「はい、おはよう。ってそうじゃないだろ!」

おお、ノリツッコミ。

ん、デジャブ。
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