お前だけが欲しくて


恥ずかしくて俯く私の耳元で、絢斗は吐息混じりに囁く


「俺も凛のお願い好きなだけ叶えてあげるから、凛も俺のお願い聞いてくれる?」


「……え?」


絢斗の声が頭に響いて、まともに思考ができない

そんな私を気に留めず、絢斗は私の首筋に赤い花を咲かせる

その甘い刺激に頭がくらくらする


「んっ、あっ……」


絢斗はうなじの方にも印を付ける


「スカートでこの格好とかエロイね」


「ひやっ!」


首筋に顔を埋めたまま話すから、息がくすぐったい


そのまま弱いところを攻めてくる絢斗

私の胸の先端を舌で転がす


段々下腹部が疼いてきて、じっとしてられなくなる


「欲しいの?」


分かっているくせに、意地悪く私に聞いてくる絢斗


「はやく、ちょう…だいっ!」


ドサッ


ベッドに押し倒される



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